学校の給食調理員が過酷な職場というのをご存じですか?
毎日子供たちの為に給食を作ってくれるありがたい存在の方たちですが、
かなり大変な仕事だというのです。
そこで今回は給食調理員がきついと言われる理由をまとめてみました。
Contents
給食調理員とは?
給食調理員がきついと言われる5つの理由
調べてみるときついと言われる理由がこちらでした。
①衛生管理が厳しい
学校給食なのでしょうがない部分はあるとは思いますが、とにかく衛生管理には厳しい!
日本の給食調理は衛生管理で”世界一厳しい”と言われているのです。
1996年に大阪で起きた集団O-157食中毒事件で基準がガラリと変わった。
「少しムカムカするけど」
「子供が下痢をしたけど機嫌が良さそう」
と思って仕事に行くことは、給食調理員はNGなんです!
大切な子供たちの命を預かるという意識が大切なんですね。
②火傷や怪我が多い
給食調理員は火傷や怪我がとても多いんだそうです。
大きな鍋やフライパンで普段使う大きさのものではなかったり、時間にも追われているので多くなるのかもしれませんね!
③力仕事が多い
給食調理員さんは大量に調理しなければならないので、どうしても重労働が多くなります。
女性でも10㎏くらいのものは軽々持ち上げるんだそうです!
それが原因で、
- 腰を悪くしてしまう人
- 手首の腱鞘炎になる人
が多いんだそう。
④冷暖房なし
なんと!給食室に冷暖房が無い事も多いんだそうです。
信じられないですが、窓も締め切った状態で調理していて汗だく状態だというのです。
火を使うとさらに熱く、調理員さんはギリギリのところらしいです・・・
給食室への暑さ対策の必要性を認識しながらも、限られた予算のなかで給食室の冷暖房設備が後回しになっている。
とはいえ、命にもかかわる事なので早急に対応してもらいたいですね!
⑤女性の職場特有の人間関係
給食調理員さんは女性の割合が多く、女性の職場と言っても過言ではありません。
そのため、派閥や陰口が多いんだそうです。
これはどの職場にもあるかと思いますが。
ですが給食調理員は、時間に追われたり過酷な環境などで不満も多くなることが原因かもしれませんね。
給食調理員に向いている人
では給食調理員に向いている人はどんな方でしょうか?
丁寧に仕事ができる人
調理員の仕事は、
材料の切り方や量が細かく決まっています。
そのため、丁寧な仕事ができる人はこの仕事に向いていると言えます!
臨機応変に対応できる人
急な献立変更があるため柔軟な対応が必要。
そのため臨機応変に対応できる人も向いていると言えます。
衛生管理の意識が高い人
給食調理員は、
衛生管理を徹底する必要があり、すべてを清潔に保つ必要がある。
これも重要なので、このあたりが苦にならない人も向いていると言えます。
給食調理員さんってスゴイ!
どうでしたか?
給食調理員さんって大変な仕事ですよね。
想像以上でした!!
毎日子供たちが美味しい給食食べられるのは、こうして過酷な現場で働いてくれる人がいるからなんですよね!
給食調理員さんは重要なお仕事なので、エアコンの設置や環境を少しでも良くして、働きやすい職場になってくれたらと思います。
まとめ
今回は給食調理員さんの仕事の大変さについて調査しました。
知らない事が多く、当たり前に出てきた給食の有難さに気づかされました。
最後までお読みいただきありがとうございました。