若手指揮者として注目を集めていた山脇幸人さん。
突然の訃報で悲しみが広がっています。
山脇幸人さんはどんな方だったのでしょうか。
山脇幸人のプロフィール
- 名前:山脇幸人(やまわき ゆきと)
- 生年月日:1992年5月8日
- 没年:2023年11月2日(31歳)
- 出身地:宮崎県延岡市
- 高校:延岡高校
- 大学:東京藝術大学音楽学部指揮科
- 所属:パシフィックコンサートマネジメント
- デビュー:2020年
2015年8月から約1年間、ドイツ・ミュンヘンのバイエルン州立歌劇場の研修生としてズービン・メータ氏、キリル・ペトレンコ氏ら著名指揮者の元で研さんを積みました。
ロンドン・クラシカル・ソロイスツ指揮者コンクールでは第1位に輝きました。
とても才能あふれる方だったんですね。
経歴
2019年2月よりNHK交響楽団にて研鑽を積み、
同団首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィの2019-20年シーズンのアシスタントを務める
これまでに、東京都交響楽団、富士山静岡交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、中部フィル、ロンドン・クラシカル・ソロイスツ、ブカレスト交響楽団、江南交響楽団、長栄交響楽団、藝大フィルハーモニア等を指揮。
山脇幸人が指揮者を目指したきっかけは?
山脇さんが音楽に興味を持ったきっかけは、幼い頃お母さんが家で引いていたピアノだったそうです。
3歳から音楽教室でピアノを習い、中学校では吹奏楽部で打楽器とハープを、高校に入ってからは弦楽器を演奏するようになります。
そして山脇さんが指揮者を目指したきっかけは、中学時代の吹奏楽部の顧問が同じ指揮者である椛山達己さん(故人)から、
「私が5年間プロデュースするから指揮者になってみないか」
と言われたことがきっかけだったそうです。
指揮者の基本やテクニックはもちろん、人間性も学んだと話していました。
2021年に椛山達己さんが亡くなり、指揮をする予定だったコンサートでは愛弟子である山脇さんが代役を務めました。
名前:椛山達己
吹奏楽からオペラまで幅広い守備範囲を誇る音楽家
山脇幸人の理想とする指揮者像は?
山脇さんは
「音楽ってこんなに素晴らしいものだよね」
「音楽ってこんなに温かいものだよね」
と幸せを共感できる指揮者になりたいと話していました。
クラシック音楽は世界を平和にできるほどの力があるとも語っていました。
クラシックに無限の可能性を感じていたんですね。
世間の反応
山脇幸人さん、去年の秋に熊本城ホールの刀剣乱舞宴奏会で聴いた演奏は忘れられんばい…。お悔やみ申し上げます
— 熊本弁同田貫bot (@kumatanukibot) November 6, 2023
えっ………!
嘘…山脇幸人さん亡くなったの…?!!
あんなに刀剣乱舞 宴奏会で素晴らしい指揮をされてたのに………………— すぷらいと💮 (@AaTimezy) November 6, 2023
えっ!指揮者の山脇幸人さん亡くなったの?まだお若いのに。9月姫路の宴奏会で拝見したとこなのに。。ご冥福お祈りいたします
— tsk_20KJ_shu (@tsko36912760) November 6, 2023
指揮者の山脇幸人先生が、11月2日に急逝されました。団員一同、心よりお悔やみ申し上げます。
当団では第12回演奏会に引き続き、来夏の第14回演奏会でも指揮をしていただく予定でした。
突然の訃報をまだ受け止めきれておりませんが、生前中のご厚誼に深く感謝いたします。https://t.co/8U8pBjhNXf pic.twitter.com/xea2aHZ9mu— オーケストラ・セレーナ(Orchestra Serena) (@orchestraserena) November 6, 2023
まとめ
今回は指揮者である山脇幸人さんについて紹介しました。
これからを活躍を期待されていた存在でクラシック音楽を愛する方だということが分かりました。
ご冥福をお祈りいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。